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6話 友達と虫かご

どれくらい、経ったのでしょう。
脂汗を吸いきったワンピースが肌にまとわりつき、今にも破裂しそうであるかのようだった膀胱の痛みさえ今はほとんど感じないほど、意識が混濁していました。
汗が滲み、涙が滲み、乱れた呼吸で開きっぱなしの口もとはよだれで滲み…もはや、どうしておしっこだけが出ていないのか、分からないような状態でした。
そんなとき、ぼんやりと、遠くで物音がしているのが聞こえた気がしました。
あかねちゃんが、帰ってきたのかな。
感情の移ろいもなく、ただ事実の復唱として、アオイちゃんはそう思いました。