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2話

心菜は、ケースの中の小人が、自分の与えた飴に少し口をつけたきり、興味を示さなくなってしまった(ように彼女の目には映った)のを、面白いと感じなかった。だから、横になった小人に、指で飴をおしつけた。食欲のない虫に対して、いつもそうしてきたように。人差し指で押さえながら、飴と底板の隙間の小人を、目を凝らして眺める。やがて小人は小さな舌で飴を舐め始めた。その舌の動きを、心菜は愛おしく思った。