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3話

朦朧とする意識の中で、地上から引き離されていく感覚だけがあった。

ちりとりに入れられたゴミの向かう場所なんて、一つに決まっていた。

傾き出した地面。その上を、死んだように転がっていく。

あはは。

ばいばーい。

踏まれそうになって、蹴り飛ばされて、振り回されて、落とされて。

度重なる苦難と絶望を耐え抜いた先に待っていたのは。

5年2組の教室の隅のゴミ箱に、ゴミとして捨てられるという結末だった。