朦朧とする意識の中で、地上から引き離されていく感覚だけがあった。
ちりとりに入れられたゴミの向かう場所なんて、一つに決まっていた。
傾き出した地面。その上を、死んだように転がっていく。
あはは。
ばいばーい。
踏まれそうになって、蹴り飛ばされて、振り回されて、落とされて。
度重なる苦難と絶望を耐え抜いた先に待っていたのは。
5年2組の教室の隅のゴミ箱に、ゴミとして捨てられるという結末だった。


朦朧とする意識の中で、地上から引き離されていく感覚だけがあった。
ちりとりに入れられたゴミの向かう場所なんて、一つに決まっていた。
傾き出した地面。その上を、死んだように転がっていく。
あはは。
ばいばーい。
踏まれそうになって、蹴り飛ばされて、振り回されて、落とされて。
度重なる苦難と絶望を耐え抜いた先に待っていたのは。
5年2組の教室の隅のゴミ箱に、ゴミとして捨てられるという結末だった。